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那珂市のランチにおすすめの和食・お蕎麦屋さん「蔵+蕎麦 な嘉屋」 in 茨城県那珂市

茨城県那珂市にある酒造メーカー「木内酒造」の本店にある、お蕎麦屋さん「蔵+蕎麦 な嘉屋」

「木内酒造」は、1823年から酒づくりを始めた歴史のある酒造メーカーです。

元は日本酒がメインの会社でしたが、今では赤いふくろうが目印のクラフトビール「常陸野ネストビール」が国内外でとても有名になりました。

東京駅や品川にも店舗があり、茨城県内のレストランやバーで「常陸野ネストビール」を取り扱いしているお店をたくさん見かけます。

 

そんな木内酒造の本社の敷地内には、酒蔵を改装したお蕎麦屋さんがあります。
水は使わずお酒で打った酒蕎麦が食べられるお蕎麦屋さん「蔵+蕎麦 な嘉屋」を紹介します。

木内酒造本社のお蕎麦屋さん「蔵+蕎麦 な嘉屋」

蔵+蕎麦 な嘉屋の場所は?

茨城県那珂市の木内酒造本社の敷地内にあるお蕎麦屋さんです。
東京からは約110km。

常磐自動車道「那珂インター」から約2km。
水郡線「常陸鴻巣駅」が最寄り駅です。「常陸鴻巣駅」から500mぐらいなので、歩いて5分で行くことができます。

定休日や営業時間は?

平日の夜は、予約のみの営業です。

基本情報
住所:茨城県那珂市鴻巣1257
電話番号:029-270-7955

<営業時間>
平日:11:30~14:30
土・日・祝日:11:30~14:30
17:30~20:00(L.O.19:30)
定休日:木曜日
予約:可

駐車場は店舗前!

駐車場は木内酒造本店の道路を挟んだ反対側にありました。駐車場は広いですが、お蕎麦を食べにきた人や木内酒蔵の売店に来た人であっという間に満車になってしまいます。

予約はできる?できない?

予約なしでもお店に入ることができますが、予約がおすすめです。開店したらまずは予約の方から中に案内されます。続いて並んだ順に案内してもらえますが、予約が多いとかなり時間がかかります。

日曜日の営業開始時間15分前に到着して一番乗りでしたが、予約はしていなかったので、お蕎麦が出てくるまで30分待ちですと案内されました。実際にかかった時間は1時間でした。

木内酒造とは?

木内酒造は茨城県北部にある那珂市を拠点とし、1823年から酒づくりを始めたとても歴史のある酒造メーカーです。

日本酒がメインの会社でしたが、今ではクラフトビール「常陸野ネストビール」が国内がで人気です。

蔵+蕎麦 な嘉屋

「蔵十蕎麦 な嘉屋」は木内酒造本社内にあります。

木内酒蔵の売店前を通りすぎると立派な門が見えてきました。

門をくぐって右側に「蔵十蕎麦 な嘉屋」がありました。

「蔵十蕎麦 な嘉屋」は酒蔵を改装した建物を使って営業しています。営業開始時間になるとのれんがかけられました。

雰囲気がとても素敵です。

お店は1階と2階に分かれています。

1階には個室のようなスペースもありました。

2階は靴を脱いで少し急な階団を登ります。2階へ案内される時は、階段を登れるか確認されました。足腰が悪い人はちょっと危険かなって感じです。

1階よりも2階の方が、酒蔵の雰囲気が感じられます。

吹き抜けになっているので、2階から1階の様子を見ることができました。

蔵十蕎麦 な嘉屋のメニューは?

「蔵十蕎麦 な嘉屋」のメニューを紹介します。

「蔵十蕎麦 な嘉屋」のお蕎麦は、常陸秋そばです。

あまり知られていませんが、茨城県は全国2位のそばの生産地です。そして茨城県といえば、常陸秋そばが有名です。

「常陸秋そば」は実が大きく、甘みと芳醇な香りに優れ、そば職人から高評価を得ているブランド品種です。

メニューの種類が多く、お蕎麦単品はもちろん、お蕎麦のコースやおつまみなどがありました。

「木内酒造」のクラフトビールや日本酒も注文できました。おつまみメニューがたくさんあるので、居酒屋のように利用するのにもオススメです。

夜のコース料理は、お値段も高いですが、かなり豪華です。

お蕎麦が出てくるのは時間がかかりましたが、お酒はすぐに運ばれてきました。

  • 常陸野ネストビール3種類飲み比べ

赤いフクロウが目印のクラフトビール「常陸ネストビール」の飲み比べができるセットです。

  • ベルジャンホワイトエール
  • ラガー
  • フレッシュポップス2019

一緒におつまみが食べたい方にオススメなのが「ハイカラセット」

常陸野ハイボールと唐揚げのセットです。

    • ハイカラセット

ハイボールと一緒に唐揚げもすぐに運ばれてきました。柔らかくてジューシーでとても美味しかったです。

私のオススメのお蕎麦のメニューは「かき揚げ蕎麦のミニコース」です。

  • かき揚げ蕎麦のミニコース

まずは前菜から運ばれてきました。

  • 生の落花生
  • だし巻き卵
  • つくば鶏の蒸し焼き

その後お蕎麦が運ばれてきました。お蕎麦はそといち蕎麦ですが、十割蕎麦に変更することもできます。おそばの汁は、冷たいのものか温かいものから選べました。

大きな食べ応えのあるかき揚げには、サツマイモが入っていました。

食後にコーヒーと、本日のミニスイーツは「梅酒のゼリー」でした。

コーヒーを飲み終えてびっくり!おちょこでした。さすが酒造メーカー。

  • キノコかけ蕎麦
  • 木内家秘伝のつけけんちん蕎麦

つけけんちん蕎麦は、1日10食限定です。

食後にそばつゆが運ばれてきました。

山椒七味と七味唐辛子。

木内酒造本社の見学

美味しいお蕎麦を食べた後は、歴史を感じる雰囲気の良い木内酒造本社を見学しました。

この日は外国人の方も見学に来ていました。中に入って工場を見学することはできませんが、外から見ることはできるようです。

軒先にぶら下がっている丸い玉が気になったので調べてみました。丸い玉はただの飾りではなく「杉玉」と呼ばれるもので、ちゃんと意味がありました。

「杉玉」の名前の通り、杉の葉でできています。

最初は緑色ですが、時間が経つにつれ茶色に変化します。この変化こそがとても重要です。酒蔵で「杉玉」を軒先に吊すのは、新酒が完成したことをアピールするためのものです。

緑色から茶色への変化は、新酒の熟成具合と重なります。

そんな重要な意味があるとは知りませんでした。

トイレまでとても素敵な雰囲気でした。

木内酒造本社の売店

木内酒造の本店には、日本酒やネストビールから木内酒造オリジナルのグッズなどを販売している売店があります。

売店の入り口には木内酒造の商品がずらりと並んでいました。

売店内には利き酒処があり、こちらでも木内酒造のお酒を有料で飲むことができます。カウンター席が数席あるだけのとても小さなスペースです。

「蔵+蕎麦 な嘉屋」は混雑していますが、こちらはそこまで混雑していませんでした。おつまみは数種類しかありませんが、木内酒造のお酒をいろいろ試すことができます。

「蔵+蕎麦 な嘉屋」と同様、売店も素敵な雰囲気でした。売店の一番奥には、とても古そうな金庫や箪笥なども展示されています。

さすが本店。木内酒造の日本酒やクラフトビールの種類がとても豊富でした。

お土産にもちょうど良いセットでの販売や、赤いふくろうのグラスやオリジナルグッズがたくさん置いてあります。

最後に・・・

お蕎麦のコース料理ってなかなかないので、ちょっと贅沢なランチになりましたが、大満足です。美味しいお蕎麦とお酒好きにはたまらないお店でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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