石垣島から船で10分で行ける離島「竹富島」
珊瑚礁が隆起してできた人口350人が暮らす小さな島です。
竹富島は石垣島から一番近い離島で、沖縄の懐かしい街並みが今も残る人気のある島です。
そんな竹富島には星野リゾートが運営する「星のや竹富島」があり、珊瑚の石垣に囲まれた伝統建築を再現した集落が存在します。
竹富島の文化に触れながら、のんびりと非日常を体験することができる「星のや竹富島」を紹介します。
離島の集落「星のや竹富島」
星のや竹富島の場所は?
星のや竹富島があるのは、沖縄本島から約400Km離れた石垣島から、さらに船で約10分の場所にある「竹富島」です。
星のや竹富島への行き方
星のや竹富島がある「竹富島」へは、沖縄本島や本土から飛行機で石垣島へ行き、そこから船を利用して行くことができます。「竹富島」へは、船で10分!日帰りで観光することができるのでとても人気のある島です。
ユーグレナ石垣港離島ターミナルから竹富島へ行く高速船の運行会社は2社。
- 安栄観光
- 八重山観光フェリー
ゴールデンウィークや夏休みの時期など、混雑が予想される時期は予約がおすすめです。
星のや竹富島の宿泊プランは?
星のや竹富島の予約は基本2泊から!事前に予約をしたり、長期滞在をすると割引になるプランが用意されています。宿泊日の30日前からは、1泊で予約することも可能です。
1泊では星のや竹富島を満喫することができないので、やはり2泊以上がおすすめです。2泊でも物足りないぐらいです。
星のや竹富島のお部屋は?
星のや竹富島のお部屋は4タイプ。
- ズーキ
- ガジョーニ
- キャンギ
- トーチナ
島で見ることができる植物の名前付けられています。個性的で魅力的なお部屋ばかりです。
星のや竹富島宿泊記!
星のや竹富島に実際に宿泊してきました。素敵すぎる星のや竹富島の過ごし方を紹介します。星のや竹富島に宿泊して本当によかった!絶対またここに宿泊したいと思える最高のホテルです。
高速線で石垣島から竹富島へ
石垣島から竹富島へは高速線で10分。船酔いが心配でしたが、あまり揺れることなくあっという間に竹富島へ到着。
船を降りてすぐに「星のや」の看板を持ったスタッフさんが見つかりました。
竹富港到着フェリーに合わせて、14:15以降スタッフの方が待機してくれています。星のや竹富島へは専用のバスで向かいます。
車の中には自由に使える傘が用意されています。
水牛。
びっくりしたのが道!道路が舗装されていませんでした。凸凹の道を車で進むこと約10分。
星のや竹富島に到着。
入り口でスタッフの方が出迎えてくれました。
チェックイン&チェックアウト
チェックインやチェックアウトはレセプションで行いました。
レセプションの壁には可愛らしいシーサー。
ウエルカムドリンクはレモングラスの冷たいお茶と月桃のようかんを頂きました。美味しい飲み物とおやつを食べながら星のや竹富島のことや島での滞在について質問することができました。
ほどよい甘さの月桃のようかんが旅の疲れを癒してくれました。
お部屋へは小さな車で案内してもらいます。1組に1人ずつスタッフの方が付いてくれるので待つことはありません。
琉球石炭岩を積み上げられて作られた石垣、グックの間を通ってお部屋に向かいます。星のや竹富島にあるグックは、整地の際に掘り起こされたものを使用しているそうです。
コンクリートで固められているわけではないので、簡単に石を持ち上げることができました。台風がきても崩れないように上に行くにつれ狭まる造りになっていました。
道が真っ直ぐになっていないので、星のや竹富島は迷路のようでした。
星のや竹富島のお部屋「ギャンギ」を紹介
私が宿泊したお部屋は「ギャンギ」
一人での滞在だったので、一番リーズナブルなお部屋を予約しました。
お部屋もグックに囲まれています。右側が神様の道、左側が人間が通る道だそうです。
お庭にはテーブルと椅子。
こちらが玄関。お部屋の中で靴を脱ぐちょっと不思議な造りです。
メインのお部屋は、お庭側が全部ガラス張りになっているのでかなり開放的です。
一番奥には広いソファー。
お部屋の周りにグックがあるので、ガラス張りでも人目が気になりません。
ここがベットでも良いんじゃないかと思えるぐらい、居心地が良い場所です。お部屋で過ごしている時は、ほとんどここでごろごろしていました。
ソファーの奥にある寝室。
すぐ隣には荷物が置けるスペースや冷蔵庫。
バスルームへと続きます。
大きな浴槽がありますが、扉では区切られていません。
浴槽の横には広々とした洗面台。
洗面台の反対側がトイレです。
ルームツアー
お部屋を動画で紹介します。
アメニティーやお部屋の設備
お部屋のにある設備やアメニティーを紹介します。
歴史に触れながら沖縄の家について学べる本「オキナワの家」
小さな袋にないっているのはカッパでした。
星のや竹富島にはテレビがありません。テレビの代わりにBoseのワイヤレススピーカーで音楽を聴きながら過ごしました。音質も良く、スマホから操作できるので便利でした。
お部屋の入り口のすぐにある下駄箱にはサンダル。持ち帰り自由のスリッパ。
星のや竹富島では、星空が綺麗に見れるように明かりが最小限に抑えられています。夜出歩く時は、懐中電灯がないと足元が真っ暗で何も見えません。
共有スペースで利用できる滞在着とお部屋の中でしか利用できないパジャマは着心地抜群でした。
貴重品を入れる金庫はサイズが大きい。
カゴに入っているのは虫対策用品。ラジオや延長コード。お外だけでなく、お部屋の中も明かりはかなり控えめなので、手元を明るくしたい時に便利な読書灯。
少し変わった形をした手提げ袋は、ホテル滞在時にとても便利でした。こちらはお持ち帰りできます。
コップはいろんなタイプのものが準備されていました。
湯呑みからワイングラスまで。
コーヒーや紅茶、緑茶は無料です。
冷凍庫。冷蔵庫の中にはお酒やジュース、おつまみが入っていますが、全て有料です。竹富島にはコンビニがないので、冷蔵庫にいろいろ入っていて便利でした。
冷蔵庫に入った星のやのロゴ入りの水は無料でした。
大きな鏡やドライヤー。
アメニティー類も充実。
化粧落とし、洗顔、化粧水やクリームまで準備されていました。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはボトルタイプ。
共有スペースが充実
星のや竹富島は一つの集落のようになっているので、共有スペースも充実しています。居心地が良い共有スペースを紹介します。
敷地が広過ぎて迷子になったら、可愛いイラストが入った看板を目印に進みます。
ゆんたくラウンジ&フロントショップ
お部屋以外で過ごすことが多かったのは、ゆんたくラウンジ。こちらにはショップが併設されています。
「ゆんたく」は島の言葉で「おしゃべり」のことだそうです。
ゆんたくラウンジには沖縄に関する書籍があり、お部屋へ持っていって読むこともできました。
コーヒーや紅茶などの飲み物やおやつがあり、24時間利用することができます。竹富島で古くから受け継がれている「島の命草茶」や「さんぴん茶」など、地元の飲み物もたくさんあります。
生姜せんべいとお芋チップス、沖縄といえばこれ!ちんすこうなどどれもとても美味しかったです。
大きなソファーではごろごろしながら美味しい飲み物やお菓子を食べて過ごせました。
イスもありますが、やはり人気なのはソファータイプ。それでもなぜか中央にある一番広いソファーはいつも利用者はいません(笑)
石垣島の地ビールや泡盛、オリジナルのカクテルのあるバー。ショップでは竹富島の民芸品などを販売していました。
ゆんたくラウンジでは、時間帯や曜日によっていろんな催し物が開催されています。
無料のものがほとんどです。
サクサクのスコーン。蜂蜜が甘くてとても美味しかったです。
曜日や時間帯によっていろんな催し物があるので、滞在中ほとんどお部屋かゆんたくラウンジで過ごしました。
プール
ゆんたくラウンジの前にある楕円形のプール。
パワースポットのようなプールです。夜はとても神秘的でした。
私が滞在した時は、プールに入るには寒すぎて利用できませんでした。残念。
プールサイドにはソファー。
プールサイドにはタオルや子供用のライフジャケットが準備されています。24時間利用することができますが、夜はちょっと暗くて怖いかもしれません。子供の利用は日没までだそうです。
テラス
敷地内にあるテラス。星のや竹富島を散策していて見つけました。ゆんたくラウンジの近くです。
ガジュマルテラス
風のテラス
見晴台
星のや竹富島の敷地内で1番目立つ見晴台。
少し高くなっているので、星のや竹富島を一望することができます。
天気が良ければ、こんな素敵な星空を眺めることができます。
スパ棟
スパ棟では要予約でスパを利用することができます。
こちらがメニューです。
種類も豊富。
キッチンガーデン
お散歩していて見つけたキッチンガーデン。ちょっと不思議な造りです。
アイヤル浜
見晴台のさらに奥へ進むとアイヤル浜へ行くことができます。
海辺をお散歩しました。
本当に綺麗なブルー。船がたくさん通るのを眺めて過ごしました。
星のや竹富島での食事
ゆっくりと滞在していてもお腹はいつの間にか空いています!星のや竹富島での食事を紹介します。
ダイニング
ゆんたくラウンジのすぐ隣にあるのがレストラン「ダイニング」です。
ダイニングからもゆんたくラウンジと同じようにプールを眺めることができます。
人気の席は窓側。奥にはゆったり座ることができるソファー席。
朝食からディナーまで利用することができます。星のやの予約サイトで宿泊前に事前予約も可能です。
朝食
ダイニングでの朝食メニューは4種類。
琉球朝食とゆし豆腐粥朝食・・・どちらにするか悩んで悩んで、ゆし豆腐粥朝食を注文しました。
まず運ばれてきたのは、紅芋とドラゴンフルーツ、ライチのジュース。これが飲みやすくて美味しい。お代わり自由です。
中央にはフリードリンクがあり、果物が入ったお水が置いてありました。
- ゆし豆腐粥朝食
おかゆにゆし豆腐が入っていて、シンプルな味付けです。そしておかゆはお代わり自由!小さい小鉢に入った海苔の佃煮やたまり漬け、ゴーヤなどはおかゆと一緒に頂きました。
写真右の海老が入っているのはマウス煮。沖縄の伝統料理で、マウスは塩って意味だそうです。
食後にはコーヒーか紅茶が選べました。
インルームダイニング
お部屋から出たくない時にお部屋から注文できる便利なインルームダイニング。夕食や朝食などの時間帯は混雑するので、早めの注文がオススメです。
- チャンプルー定食
お部屋まで運んできてくれます。温かいお味噌汁付きでした。
お部屋から出たくない時にとても便利です。お部屋でも豪華なメニューを食べることができます。
赤ちゃんの離乳食や子供の食事
星のや竹富島では、大人だけでなく赤ちゃんや子供のメニューも充実しています。
離乳食は成長に合わせて4種類ずつ準備されています。お部屋でもダイニングでも注文できて、メニューも充実していて、大人だけでなく子供も食事が楽しめそうです。
集落へのアクセス
星のや竹富島から集落へのアクセスは車で約7分。チェックイン時にもらったパンフレットには竹富島の情報がたくさん掲載されていました。
無料バス
星のや竹富島から集落へは、バスが走っていて、無料で利用することができます。バスの時間は、チェックイン時にもらったパンフレットに記載されています。
友利タクシー
要予約で利用できるタクシーがパンフレットで紹介されていましたが、今は休止中とのことでした。
歩いて集落へ
集落へは歩いて約20分。お散歩するのにちょうど良い距離だと思い、歩いてみることにしました。
歩いてみないと見つけられなかった井戸や、車では行けない場所へ行けたり、自分のペースで動けるのでおすすめです。
集落では星のや竹富島では味わえない生活感溢れる雰囲気が楽しめました。
郵便局。
私以外歩いてる人はいないし、スタッフの方も歩いて集落へ行ったことはないと言っていたので、なんてもったいないんだろうと思いました。個人的にはすごくおすすめです。
集落でやりたい!シーサー探し
星のや竹富島の客室の屋根でもシーサーが見守ってくれていますが、集落ではいろんなシーサーに出会うことができます。星のや竹富島でもらったパンフレットでテードゥンシーサー探しオススメです。
星のや竹富島でのアクティビティー
星のや竹富島ではいろんなアクティビティーが用意されています。
島の外でのアクティビティー。
最後に・・・
本当にここに宿泊してよかった。食べ物も場所も人も最高でした。小さな島なので短期滞在で十分かな?と思いましたが、星のや竹富島に宿泊するならそれではもったないない。1週間ぐらい滞在して、ようやく集落の一員になり、のんびりと島時間で過ごすことができるのかな?と思いました。
石垣島へ行こうと考えている方!そこから10分で行ける「竹富島」がオススメです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
コメントを残す